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2006年の夏に念願の北欧旅行に行ってこられたAKEMIさん。
日本でまったく宿の予約をしていかず、すべて現地でホテルやユースホステルを探し、
町から町への移動も電車や、レンタカーや、飛行機や、バス・・・などありとあらゆる交通手段を駆使して周ったという
旅上級者!
「予約なし!すべて現地手配!」というAKEMIさんの度胸と行動力と交渉力にはこちらまでドキドキ!!
旅中は様々な苦労があったと思いますが、とても“アクティブ!&パワフル!”で、とても楽しそうな旅です!
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| 2006年7月25日〜8月8日(2weeks) |
大学時代の友人と3人で、スウェーデン、ノルウェー、デンマークの3カ国を旅行してきました。
旅のテーマは、「北欧デザインとフィヨルドに触れる旅」。
しかし、北欧の物価の高さに(覚悟はしていたものの)友人も私もビックリしてしまい、なんとか低予算で過ごそうと、
北欧旅行中は基本的にユースホステルに泊まり、自炊をしました。
プラスチックのお皿を何度も使ったり、食べかけの調味料をずっと持ち歩いたり・・・と涙ぐましい節約の努力をしたのです。
今となってはテーマは、「節約と自炊の旅」になってしまったような・・・。
そちらの方が思い出深い旅行になりました。

【旅のルート】
スウェーデン・ストックホルム〔2泊〕
→ノルウェーのナルヴィークへ。〔電車泊〕
→ノルウェー・ロフォーテン諸島〔2泊〕
→オスロ(ノルウェー)へ〔オスロ泊〕
→コペンハーゲン(デンマーク)へ
レンタカーでデンマークを一周(オーデンセ・リーベ・コペンハーゲンなど)
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| スウェーデンに到着!初日の宿は・・・。 |
ストックホルムに着いたのは、夜の8時頃。
その日の宿の予約をしていなかったので、まずは宿探しから。
現地のホリデーシーズンということもあり、ガイドブックに書いてあるユースホステルはどこもいっぱい!
中央駅のインフォメーション・ツーリスでストックホルムのユースホステルのリスト一覧をもらい、
電話をかけまくりましたが、なかなか見つからず・・・。
たまたま、中央駅から歩いて15分くらいのところに、夏だけ別館を設けているユースがあると聞き、
料金も安かったので(朝食付きで130sek=約2200円)、そこに宿泊先を決定!
着いてみて驚いたのですが、本館はとても綺麗な部屋なのに、
私たちが泊まることになっていた別館は地下にある薄暗い、
牢獄のような男女共用の“たこ部屋”!!
入ったとたん、季節労働者のような方たちが目に飛び込んできて、
「どうしよう・・・・」と思いましたが、その頃にはもう9時を過ぎていて、
他の宿を探す気力も残っていなかったので、1日目はそこに泊ることに。

2日目は、地下鉄のカープラン駅から歩いてすぐのところに、
夏休みに入っている学校を宿泊施設にしたユースホステルがあり、
綺麗で部屋も男女別だったので、そこに泊りました。
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| ストックホルムを散策 |
スウェーデン(ストックホルム)では、美術館に行ったり、インテリアショップめぐりをしました。

高級布ブランドのスヴェンスク・テンへ。
どれもとても素敵なデザインで、北欧のデザインの奥深さを垣間見ました。
町の中心の船着場から船が出ていたので、
ヴァスクホルム島へのクルーズにも行きました!
ストックホルムには数多くの島があり、
夏にはそういった島にバカンスへ行く家族連れが多いそうです。
(スウェーデンには、1日なら他人の家の庭に泊っても良いという法律があるらしい)

スウェーデン滞在中の2日間にも感じたことですが、
スウェーデンでは犬を連れて散歩している人も多く、とても良くしつけがされていて、
犬同士のケンカで飼い主が困っている姿は、全く見ませんでした。
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| いざ!フィヨルドへ |
旅のもうひとつの目的地である、フィヨルドを見に、ノルウェーに移動!
スウェーデン人の友人から、有名な4大フィヨルドよりも北のほうのフィヨルドがいい、と聞いていた私たちは、
「世界でもっとも風光明媚」な島とうたわれているロフォーテン諸島へ。
(ロフォーテン島は、夏にはヨーロッパ各地から白夜と美しい自然散策を求めて、人々がバカンスに訪れる観光地。)
ストックホルムからは、夜行電車でキールナを経由して、ロフォーテンへの玄関口であるノルウェー・ナルヴィークへ。
電車もホリデーシーズンのせいか、ほとんど埋まっており、予約できたのは、犬同伴可の車両。
私たちが乗った夜行列車の車両の隣の席では、ボクサー犬が2匹とその飼い主がおり、とてもよくしつけされていました。
駅に止まるたびに新しい犬が乗車してきたので、どんな犬を連れてくるのかを見るのも楽しみになりました。

<車内>
この電車、夜中に故障を起こし、ナルヴィークの手前のアビスコでバスに乗り換えることに!
「アビスコ−ナルヴィーク間」の列車からの景色が綺麗で有名な区間であると聞いていたので、残念だったけれど、
バスも同じような景色の中を行くと聞いて、気を取り直し、バスからの風景を楽しみました。

ようやく、ロフォーテン諸島で一番大きい街であるスボルバーに到着。
ここでも宿難民になりそうでしたが、ようやく見つけた町外れのホテルに交渉の末、
一人400sek(=約6800円)で泊ることに。
この宿は思いの他落ち着くことができて、個人的には北欧旅行を通して一番落ち着いて眠れたホテルでした。

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| 白夜天国!! |
ロフォーテン諸島では、レンタカーで一周。
ここは緯度が高く、時期によっては白夜が見られます。
私たちが行ったときには、白夜の時期は終わってしまっていましたが、それでも夜11時に日が落ち、朝の2時には日が昇っていました。
夜10時でもまるで昼の3時くらいの明るさで、自然に活動的になり、街の人たちも短い夏を楽しんでいるようです。

(夜10時なのにこの明るさ!)
私たちが借りた車は、韓国のヒュンダイ車の9人乗りの大きなバン。
マニュアル車の上に、慣れない左ハンドル、右側通行。
そして、現地には信号がなく、分岐点にはロータリーで回って、行きたい方向に曲がるというシステムでした。
運転した友人が言うには、慣れるとすごくいいシステムだそうです。
さて、肝心のフィヨルド。
ロフォーテンは、島自体がフィヨルド地形になっており、アルプス山脈が海から突き出たような景色はやはり圧巻!
このすべてがフィヨルド地形の島をレンタカーで一周したのは、本当にいい思い出です。

そして、このローフォンテン諸島では、至上最高の「高い朝食」を経験。
普通の大衆的なカフェで、薄いトースト1枚と、コーヒー1杯で、40NOK=約800円したのには驚き!!
ショックでした。。。

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| ムンクは暗くない!? |
ロフォーテン諸島で、十分フィヨルドを満喫したので、スヴォルバーから船でノルウェー本土のボードーに行き、
そこから飛行機でオスロを目指すことに。
オスロでは、ムンク美術館が良かったです。
その名の通り、ムンクの作品がとても多く展示されています。
有名な「叫び」は、オスロの国立美術館にありましたが、これもとても臨場感があって
いい作品でした!
「叫び」の印象からムンクの絵は暗いといったイメージもありますが、ムンクは、
いろんな作風で絵を描いていて、「マドンナ」や「Kiss」のような軽いタッチの絵もあれば、
漫画か?と思えるようなユーモラスな表情の人物を描いていたりと、ムンクが暗いと
いったイメージが一気に吹き飛んでしまいました。
(写真は、フログネル公園にある、有名な「おこりぼう」の像。)
北欧の物価高に少々やられてしまっていた私たちは、あまりオスロには滞在せずに、先を急ぎ、デンマークへ。
オスロから夜行バスでコペンハーゲンへ。
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| デンマークはハイテクの地? |
会社の上司から、デンマークはハイテクの都市と聞いていたので、期待して訪れた地・・・。
確かに初日と最終日に泊ったコペンハーゲンの「ダンユースホステル」は、すべてがカードで管理されていて、
エレベーターもカードなしでは使用できず、部屋も男女別できれいなところでした。
コペンハーゲンでは、街に無料の自転車があり、ラッキーなら見つけて乗ることが可能。

街もこじんまりとしていて、スウェーデンとノルウェーに比べると、格段に落ち着きました。
ちょうどセール時期だったので、ここで今までできなかったショッピングをすることに!
ストロイエで靴を一足購入したほか、スウェーデンのおしゃれなお姉さんが着ていた
「In Wear」でもたくさん試着をして、Tシャツ2枚を購入。
さて、レンタカーに味を占めて、ここでもレンタカーで移動。
まずは、コペンハーゲンから北上して、北シェラン島にあるルイジアナ美術館へ。
ここは海沿いの広い庭園の中に、アートがあり、自然を含めたトータルを鑑賞することができます。
私たちは、お弁当を持っていって、庭でランチを。
その後、ハムレットの舞台になったクロンボー城により、アンデルセンの生家があるオーデンセへ。
ここで、念願のIKEAを発見し、みんなでお買い物タイム。
北欧の物価に警戒していた私たちもデンマークにやってきて、やっと買い物をする余裕が生まれたのでした。
オーデンセのユースホステルで一泊し、翌日は街を観光。とても良い街でした。
アンデルセン博物館の近くには、マーケットが出ていて、人々楽しそうに行きかい、子供達が遊んでいて、
とってもほのぼの。
アンデルセン博物館はとても充実していて、知らなかったアンデルセンの人となりを知りました。
(アンデルセンは童話だけでなく、切りえの天才でもあります。また当時には珍しく身長がとても高く、生涯独身で通したそうで、イギリスのディキンズの家に遊びに行って、娘さんから疎ましがられたという資料を読んで、なんだか親近感が沸きました)

その後、リーベなどを経由して、再びコペンハーゲンへ。
コペンハーゲンは、スウェーデンやノルウェーで感じた雄大な自然と比べて、都会的でまた、大陸的な雰囲気もあり、
とても落ち着くところでした。
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| 北欧の物価と自炊 |
北欧の物価の高さは、予想はしつつも、実際に行ってみると、「本当にすべてが高い!!」
日本の約2倍はするかなという印象。
(日本に帰ってそれをスーウェデン人の友達に話したら、
日本の物価の方が高いと反論されたので、あくまでも印象ですが・・・)
例えば、海外旅行の際に目安にしているのがマクドナルドの価格。
日本のバリューセット(500円)程度のものが、スウェーデンでは1000円以上していました!
そんなこともあり、私たちは、2週間の旅行中、夜に外食したことは一度もありませんでした。
毎日スーパーに行き、安い食材を見つけてきては宿のキッチンで料理をして食べるという2週間・・・。
このころには、私たちもどうしたら一番安上がりで美味しいものを食べられるか?もわかってきていて、
買い物上手にもなっていました。
限られた予算の中でも、ワインやビールなどを買って飲んだりと楽しみ方もわかってきたし、
材料がなくても、工夫次第で何とかなるんだということも学べました。
北欧に行って、美味しかったのは、ノルウェーサーモンとチーズ。
あとは食糧難の中で日本から持っていったカレー粉とマッシュルームとニンニク、
そしてガソリンスタンドに無料で置いてあったりんごで作ったカレーは最高でした!
そんな私たちの自炊生活の最終日の夜は、みんなでいつもよりちょっと贅沢に、ワインやチーズや魚料理などを前に、
最後の晩餐を。
初日から、ずっと使っていたプラスチックのスプーンやお皿は「戦友」でしたが、さすがに日本に持って帰るわけにもいかず、
最後のユースホステルでお別れを・・・。
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| 旅を終えて・・・。 |
私が北欧旅行で学んだこと・・・デザインと自然に触れる旅、というテーマの旅行だったにもかかわらず、
一番印象深かった&発見したことは、「物を大切にしよう!」ということ。
捨てずにずっと取っておいたものに助けられたことが、どんなに多かったことか・・・!
そして、人間基本的に最小限のもので十分過ごすことができるんだなぁということも学んだことのひとつです。
(日本にいるとなかなか気づかないのだけれど・・・)
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