北欧セミナー(フィンランド編)に参加してきました♪

2006年1月28日(土)、新宿で行われた北欧セミナー(フィンランド編)に参加してきました。
偶然、インターネットで“北欧セミナーの参加者募集”のページを見つけ、
フィンランドで実際に暮らしていた方々が、福祉や里子、女性の生き方など様々な視点から
フィンランドについて話してくださるということだったので、思い切って参加してみました。
行ってみると、こじんまりと15名くらいの人が来ていて、半円に並べられた椅子に座って、お話を聞いたり、
クイズに答えたり・・・。
とっても和やかなムードでした。

せっかく参加してきたので、皆様にも少しおすそわけ・・・ということで、簡単にレポートします。

※お話してくれた方が感じたことなので、一概には言えないこともあるかもしれませんが・・・。

・学費は無料!学力は世界NO.1!
(小人数クラス制:最大でも24人!!)


フィンランドでは、貧富に関係なく、みんな平等に良い教育が受けられるように・・・という考えから、
小学校から大学までの学費は無料で、給食や教科書までも無料で配布されるそうです。
その上、現在、フィンランドの学力は世界トップ!!
(受験戦争もなく、詰め込み教育でもないフィンランド人の学力が世界トップ。日本とは何が違うのでしょうね??
結構考えさせられますよね。)


・児童福祉の充実度はかなり高い!

フィンランドでは、出産祝いに国からベビーグッズ一式(おむつや衣類、絵本や日用雑貨など必要なもの一式)を
プレゼントしてもらえるそうです。交通機関もFreeになったりと、児童福祉はかなり充実。
出産休暇は法律で9ヶ月間取ることが認められていて、父親ももちろん取ることができるそうです。
女性の社会進出をバックアップする制度が充実しているので、出産・育児を機に退職するということはほとんどないそうです。
フィンランドでは、フルタイム、共働きが一般的。
もちろん、男性もしっかり家事や育児に参加します!

・国際経済競争力世界NO1!

世界経済フォーラムの国際経済競争力の調査で、フィンランドはアメリカなどの大国をおさえてナンバー1です。
(プライベート重視で、ゆとりを持って仕事をしているように見えても、経済競争力はNO1!すごい!!
日本もこういう社会になって欲しいです。)



・高い税金と行き過ぎた社会保障

北欧諸国の税金が高いことは有名ですよね。
その分、教育や医療等が無料になったりと、高いだけの恩恵は十分受けられ、悪いことばかりではないのですが、
福祉制度が充実しすぎて逆にダメな部分もあるようです。
というのは、国民に最低レベルの生活は国が保障してくれるため、失業者であっても、働いていても、生活レベルに
あまり差がないそうです。
失業中であっても、昼間からバーでお酒を飲んだり、TVを見たりと、なかなかの生活ができてしまい、
働く意欲がそがれてしまうという一面もあるそうです。

・アルコール
フィンランドの長〜く、暗〜い冬の間、フィンランド人は何をして過ごすのかというと、家で楽器を弾いたり、絵を描いたり・・・。
その中でも最も多いのがお酒を飲むこと。
そのため、フィンランドでは、お酒を飲んでの事故はとても多いそうです。
そして、11月頃から2月くらいまでの太陽があまり昇らない時期はディプレッション・シーズンといって、
落ち込んだり、ウツになってしまったりする人がこの時期には多いそうです。
アルコールが引き金になって、命を絶ってしまう人も多く、自殺が結構隠れた大きな社会問題でもあるそうです。
(今まで知らなかったので、ビックリ!確かに、暗い日が4ヶ月も続くと、気が滅入ってしまいますよね。)

また、親がアルコール依存症になってしまったり、自殺してしまったりというケースも少なくはなくて、
そのため里子の受け入れも活発に行われているそうです。
そういえば、フェルトデザイナーのピア・ヴァレンにも里子(養女)を受け入れていたっけなぁ。

まとめ
簡単にですが、まとめてみました。
この北欧セミナーでは、旅行ではなかなか知りえないフィンランドの話を聞かせてもらえて、いい勉強になりました。
こういう風にフィンランド社会のこと知ってから、フィンランドを旅すると、また違った側面が見えてくるような気がします。